春風亭昇太2 26周年記念落語会-オレまつり

春風亭昇太2 26周年記念落語会-オレまつり

(↑今回は30周年の。このCDの最後の演目『人生が二度あれば』をやりました。)

というわけで、このGWは渋滞や人混みをなるべく避けて、ちょいちょいっと近場に出かけました。(4月)30日は地元の市民文化センターでの(地元が近い=隣の隣の市出身の)(春風亭)昇太の独演会に。

実は今、自分内第3次落語ブーム!で、図書館でCDを借りてきたり、テレビやyoutubeやニコ動をチェックしたり、本を読んだりはしているのですが、生の落語を聴きに行くのは10年以上ぶり!ちょっとわくわくどきどき、でした。(いや、昇太にどきどき、っていうことでなく。...まあ、実際見ても歳よりも若々しくってよかったですけどね。笑)

で、生はどうだったか、内容はどんなだったか、というと...。前座なのにやけに落ちつきはらった風貌な(滝川)鯉ちゃさん(あとで調べたら37歳で入門!)が『牛ほめ』、(本人自らマクラで言ってた)花田勝氏似(ほんとに似ててそれだけでまずウケたっ!笑;)の(立川)生志師匠(内弟子時代の談志のエピソード=業務用ラップ、部分用入れ歯、そのすじのかたとのおでかけ、の話...に大爆笑;)が『反対俥』、のあと昇太の登場。古典の『権助魚』(沼津ということで魚、ですね。)、休憩をはさんで新作の『人生が二度あれば』(マクラの中の、沼津の人には通じる、高校の部活の話とか、ぷぷぷとうける。そしてちょっとしみじみ。)。

いや〜、よかった〜。やっぱり生はいいですね〜。前座&ゲストのお二人も、昇太も、よかった〜。大いに笑わせてもらいました〜。昇太の声は、毎週ニッポン放送の<ラジオビバリーヒルズ>で聴いてはいるものの、生、そして落語という話の世界での声、は力が違いました〜。こう、なんていうか、語りかける人の声が、自分の中に温かさを持って立体的に入ってくる感じ。どーん、とか、ぽこぽこっと、とか、じわん、とか....。で、それは同じ人であってもその時その時で違って、その時その時の自分でしか感じられないもので。ああ、落語って、すごいなー、いいなー、ってあらためて思いました。これからもどんどん聴きにいきたいです。(昇太のにも、また行きたい。)そのときならではのものをひとつひとつ味わっていくことがめちゃめちゃ楽しみです。