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先週ふと目があったのでアトリエから持ち帰ってきて見た久しぶりの<ぼくの伯父さん>。(確か今はなき六本木<WAVE>で買った気がする。ほんとうに昔のことね。)
ちゃんと見ていたはずなのに、今、だからこそ目がいくとこがあっておもしろい。
画面の中でのインテリアや庭の色の配置や色の置き方(コラージュのよう)とか自転車の細部とか(伯父さんの自転車みたいに後ろの荷台にかけるバッグほしい!そういえば尊敬するブルーナさんの自転車にもおんなじようなのがついていた。...とか)がね。
あとは色合い。
年代とヨーロッパの空気の重なりによるくすみ具合が心地よいったらない。
画面はくすんでピンは甘いけど、自分の気持ちの中ではピントがあってすっきり。
安らぐのに弾むこの気持ち。
どんどんそこから色を取り出しては自分の絵の中にうつしていきたい。
もちろんくすっと笑うへなちょこ笑いのあれこれも大好き!ピントばっちり。
人をあざけ笑うのではなくまぬけな部分をくすっと笑っちゃう、そんな笑いが好き。
こんな世界を自分は描いていきたいなあ。たくさん。
そのことを思い出させてくれてありがとう、伯父さん。(私にとっては叔父さん。)
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